治療が妊娠・出産に与える影響や、妊よう性温存に関して悩んだ体験談を集めています。
担当医のご意見をもとに、卵巣をひとつ残すことに決めました。
精子保存の話はあったんですが、まさか自分が抗がん剤をっていうところまで正直想像が出来なくて、そうはならないみたいな思い込みで、実はその段階で精子保存をしなかったんです。
移植を受けたくないって思った原因の一つは、子ども産めなくなること。卵子保存のために、凄くスケジュールを細かく組み立ててもらいました。
受精卵温存のために毎日病院通って、排卵誘発剤を打って採卵しました。職場復帰してからが大変で、夜11時に病院に行ったりしてました。
私の場合、卵子凍結が難しくて、先生から欧米では卵巣組織凍結っていうのがメジャーな国もあると聞いて、それをやりました。
今後子宮をこのまま残すことがちょっと怖くて、不安もありました。だからできたら、治療のためにも卵巣を取ったほうがいいんじゃないか、ということを家族で話し合いました。
今は妊娠もできないっていうことが、自分の中で自信がなくなってしまって、恋愛にはなかなか踏み出せないですね。
16歳の時だったので、何となく「放射線だったら影響するのかな」程度で深く考えていませんでした。
卵子凍結とかも方法はあるんですけど、妊娠中だったからそれもできない。選択肢があまりなかったです。
「血液の病気は放射線を全身に当てます。次どこで再発するか分からないから。だから子供は無理です。」と言われました。
相手の親御さんに「元気な子供はできるのか」と言われたこともありました。
喪失感はありました。産む、産まないの選択は別としても、可能性を持ってるのと、可能性がなくなるととでは全然違う。
精子保存してた方がよかったかもと思いました。今同じ状況の方がいるなら、その機会は保証されるべきだと思っています。
子どもは難しいことをパートナーが理解してくれても、親や親戚はどうかとか。なかなか踏み出せかったですね。
子どもが産めないとわかって、恋人に八つ当たりしてしまう時もありました。
ホルモン治療が必要でしたが、先生には妊娠はダメだと言われたので、主人と相談して治療を受けないことにしました。
不妊治療専門のところに行って、凍結を行いました。その後不妊治療も行いました。不妊治療の方がお金がかかりますね。
選択肢として、子供を産むことは持っておきたかったので、それがなくなったことは、すごく悲しかったです。
治療を1回で終わらせるのを最優先にしたかったので、子供は持たないと決断して、子宮も卵巣も全部取ることにしました。
もし一つ卵巣残してたらあと何個卵子が取れるんだろうとか、そういった採血もさしてもらって、その上で全部決めました。
妊よう性とかも知った上で付き合ってもらいたいなっていう思いもあって。それを抱擁してくれる人がいいと思います。