がんが恋愛や結婚、パートナーシップに与える影響について書かれた体験談を集めています。
私は先手を打つタイプです。言うときは明るく、『風邪ひいたら内科に行くでしょ? 歯が痛かったら歯医者に行くでしょ? それと同じだから』って笑って伝えます。
夫との関係は、がんになる前も仲良かったけど、抗がん剤で髪が全部抜けた時も「可愛い」って言ってくれたんですよ。本当に、自分では「見すぼらしいな」って感じていたけど、それでも励ましてくれました。
今、お付き合いしている方にも、最初に会ったときに「私、2013年に34歳でがんになってね。そのせいで今こういう話し方なんだよ」と、あっけらかんと普通に伝えました。<br />
お見合い相談所に登録しましたが、仲人さんの「がんを経験したからこそ似た境遇の人を」という考えには違和感がありました。結局その相談所は退会しました。
最初は彼女に全部話すのが怖かったですが、肺転移が分かった時に詳しく話しました。「尊敬してる」と言ってくれて、自分が想像していたのと全然違う反応でした。その姿勢にすごく助けられています。
妻とはマッチングアプリで出会いました。会う前に病気のことを知ってもらったほうが、お互いに安心して関われると思い、プロフィールに『過去にこういう病気を経験した』と記載しました。
相手の抱えてる問題を知って、交際まで発展しない人もいると思うんですよ。それはしょうがないと思いますし、がんサバイバーの方の悩みの一つではあると思うんですけど、そういうのが妻は全然ありませんでした。
当時は将来結婚できるかすごく不安でした。<br /> がんのことや治療、副作用、再発の可能性など色々考えて、正直結婚は諦めかけていました。
パートナーへのカミングアウトはちょっと怖いですが、もし受け入れてもらえなくても「ここまで回復した私のパワーを見くびらないで!」という強い気持ちを持つようにしています。
妻ががんを見つけてくれて、病気をきっかけに睡眠時間や1日の過ごし方、人生の生き方を2人で考えるようになりました。
当時の彼氏の両親にいくら説明をしても、自分が行動してることで表しても、なかなか理解が得られなかったっていう経験はありました。
夫とは、お互い病気について知らないうちは、治療方針とか病気に対しての喧嘩もありました。でも、いざ治療が始まると、診察には必ず一緒に来てメモも取って、すごくサポートしてくれました。
私は超アクティブっていうので生きてきてたので、病気のことを人に言いたくなくて。治療のときには一回全部ばっとフラットにして、恋愛無しにしてました。
旦那が毎日面会に来て、仕事で間に合わない時は、病院の外でスマホのライトを照らして(笑) すごい心強かったです。
SNSで病気のことを公表していて、それを知っている状態でパートナーと出会ったので、変わらず接してくれました。
結婚式を1週間後に控えていました。医師からはその日には仮退院できるように進めるからということで、手術から10日後くらいに結婚式を無事やりましたね。
恋人の親にはまだ「がんだった」って言えてません。子どもが駄目かもしれないとか考えると。だから今は実績づくりです。
彼女に伝えるかすごい悩みましたね。重くならないかなっていうのも考えるし。
仲良くなる前に大体話します。年月が経ってカミングアウトして去られた方がショックなので。
彼女には「自身もがんだった。医者を目指している、自分の全ての動機がそこに入ってくる。」と伝えました。