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インタビュアー:岸田 / ゲスト:鬼防

鬼防さんプロフィール 「大阪出身の会社員、趣味はパン巡りと海外ドラマ」

岸田 きょうのゲスト鬼防さんになります。鬼防さんの自己紹介シートといった形で、こんな形になっております。

岸田 鬼防さん、大阪のご出身で、今は--県にいらっしゃいます。お仕事は会社員といったところで、趣味は海外ドラマやパンを買うというところで。パンを買うっていうの、なかなか聞かないワードなんですけれども、お薦めのパンとかあったりとかするんですか。

鬼防 好きなのは、S県にある、P(店名)ていうお店のパンが大好き。

岸田 こちらですね。S県のP(店名)。何がいいんですか、このP(店名)さんは。

鬼防 私の好きなの玄米食パンっていうパンなんですけど。いろんなパンがすごいいっぱい並んでます。どれもおいしいです。

岸田 どれもおいしいということなんで、近くの人はぜひ一回は行ってみてほしいなと。

鬼防 人気店なんで。もう、今や。

偶然の発見から治療完了まで-子宮頸がん・乳がんの実際の治療経過

岸田 そんなP(店名)さんのパンを買いに行ったりだとかといった鬼防さんですけれども、がんの種類は子宮頸がんというがんで、乳がんというがんに、どちらもステージ1のときになられております。34歳と51歳のとき、そして今、56歳といったところで、治療方法は手術や放射線、薬物療法をされていらっしゃいます。そんな鬼防さんのペイシェントジャーニーをお伺いしていきたいと思います。鬼防さんのペイシェントジャーニー、こちらの気持ちのグラフを表したようなものになっておりますので、こちら。

岸田 鬼防さん、上がり下がりが結構、激しいようなペイシェントジャーニーとなっておりますけれども。鬼防さんのペイシェントジャーニー、早速、お伺いしていきたいと思います。まず、下がっていったとき、どういったときに下がっていった、まず、下がっているところからスタートしていくんですけれども。仕事が順調といったところで。ただ、そのときに卵巣嚢腫というものになっていかれているんですよね。卵巣嚢腫ってなんですか。

鬼防 卵巣に膿みたいなのがたまって、それが痛いんです、とにかくすごい痛い。だから、そのまま緊急手術になるんですけど、そのまま入院して。

岸田 卵巣嚢腫になっていったといったところで。そのとき、仕事が順調でばりばり仕事をしていたってときですね。

鬼防 そうですね。

岸田 そこから上がっていきます。何で上がってくのかというと、第1子の誕生と第2子の誕生といったところで。お子さんは息子さんですか、娘さんですか。

鬼防 上が娘で下が息子です。

岸田 一姫二太郎、古いかもしれないですね。ちょっと表現が古いかもしれないです、ごめんなさい。お子さまに恵まれて、その後、下がっていきます。なんで下がっていくのかというと、こんな形でなっています。病院で検査、そして、その後、子宮頸がんの告知までざっといってしまうんですけれども。何か、子宮頸がんの予兆みたいなのは鬼防さん的にはあったんですか。

鬼防 いえ、たまたま病院に行ったときに、年齢的に、病院の先生がそういう子宮とかの検査もしたほうがいいよっていうことで、そのままカルテを回されて。思ったよりもびっくりするスピードで検査になって、結果、聞きに行ったら、そうなったって感じですね。

岸田 検査したほうがいいよっていったときには、なぜ、病院に掛かられたんですか。治療を受けて掛かられたんですか。違うことで掛かられたんですか。

鬼防 そうです。背中が痛くて、整形外科に行ってて、整形外科の先生のところにかかってたんですよ。そしたら整形外科の先生が、たまたま年齢を見はって、そろそろこういう検査も始めたほうがいいよっていうお薦めをされたんです。

岸田 検査受けたほうがいいよっていったところで検査を受けていった、そうすると検査の結果、子宮頸がんということが分かっていく。当時、30代でといったところですけれども。当時、がんと宣告されたときはどんな感じでした? 気持ち的に。

鬼防 自分ががんになるっていうことを、あんまり思ってないですし、その頃は若かったので。いや、そんなはずないみたいな感じでしたね。

岸田 そんなはずないやろと思いつつも、ただ、そこから手術をされていくというふうな形で。円錐切除術という手術ですかね。これは一部だけ取るという感じですかね。

鬼防 はい。

岸田 結構ここまでがばたばただったんですよね。

鬼防 ばたばたです。

岸田 分かってすぐ手術してっていったときで。結構、恐怖とかなかったですか、手術に対してとか、そこら辺は。

鬼防 でも、卵巣嚢腫のときも結構、おなか切ったりしてるので。

岸田 そのときの経験があるんですね。

鬼防 だから、また手術かっていう感じでした。でも、先生いわく、切ってしまえば大丈夫やから、大丈夫っていう感じで、手術に臨んでいただいたんで。気持ち的にはまだそんなに、手術だけっていう感じですね。

岸田 では、そして、鬼防さん手術をしていきます、その後ちょっと上がっていきます。何かというと人間ドックを受けていく。そして、そこで良性腫瘍が見つかっていく。人間ドックと良性腫瘍が結構ポジティブな赤色なんですけれども、これは、円錐切除術してから36歳から51歳までちょっとワープしてる感じですね。

鬼防 はい。

岸田 人間ドック受けようと思ったきっかけとかなんかあるんすか。

鬼防 そのときの上司が、年齢的に私、人間ドックとか一回も行ったことなかったんで、なんで行かないのかって、絶対行ってこいって言われて。それも前のがんのときと同じなんですけど、たまたまその上司の人に、絶対行けって言われて、会社の補助とかもあったので行ったって感じですね。

岸田 絶対行けという周りからの推しで行って。そしたら良性の腫瘍が見つかってたんですね。

鬼防 そうです。

岸田 これ、どこにあったんですか、良性の腫瘍が。

鬼防 左胸です。

岸田 次は胸にあったんすか。

鬼防 はい。左胸です。

岸田 左胸に良性の腫瘍があって、ただ、そっから落ちていくんですよね。手術して、部分切除して、それが乳がんと告知され。良性の腫瘍じゃなかったんですか、これは。

鬼防 最初、良性の腫瘍って言われて、生検までしたんです。形が悪いって先生が言わはって。形が悪いって言うんで、生検をするんですけど、生検でも良性って言われるんです。

岸田 生検でも良性だったんですね。

鬼防 でも先生が、生検は針のそんな細いところからしか組織採ってないからっていうので。取りあえず、先生的にはこの腫瘍を取るぞみたいな感じだったんですよ。

岸田 取りたくてうずうずしてるんですよね、先生的には。

鬼防 形が悪いって言ってくれはったんです。私も別に、傷とかも別に気にもならないし、そしたらもう取ってもらってもいいですかって言って、取ったらがんだったんです。

岸田 じゃあ、良性の腫瘍の段階で、先生は形が悪いって言って、取りあえず、じゃあ、部分切除しましょうかってなってくるわけなんですね。

鬼防 はい。

岸田 取ってみたらがんだったと。

鬼防 そうです。

岸田 先生、ファインプレーっすね。

鬼防 そうなんです。だから、本当に人間ドックを勧めてくれた上司と、先生は命の恩人。

岸田 確かに上司が人間ドック行けって言ってなかったら、乳がん見つかってないですもんね。

鬼防 はい。

岸田 じゃあ、そこで切除していって、乳がんの告知を受けていく。じゃあ、乳がんって分かったときは鬼防さんどうでした。うわ、がんだったのか。

鬼防 良性の腫瘍やと、思い込んでたので。生検が間違うことないと思ってたんで。良性の腫瘍でしょうみたいな感じで、検査の結果を聞きに行ってるので。違う部屋に移されて、今後の治療の説明しますって言われて、実は乳がんだったんですって言われたときは、ちょっとはらはらと涙が出ましたね、やっぱり。でも、久しぶりに他人にっていうか、看護師さんに背中さすってもらって、ちょっと泣きましたね。衝撃でした、ちょっと。

岸田 そっから、治療に手術だけで終わらないんですよね。こっから放射線に入っていくっていったところで。結構、全部取りきったと思いきや、放射線にしないといけなかったんですね。

鬼防 はい。どこに飛んでるか分からないからって言われました。

岸田 じゃあ50ぐらい、結構な日数、通ったんじゃないですか、病院に。

鬼防 平日だけで30回なので。1カ月、2カ月ぐらいは、祭日とか含めると2カ月以上ぐらいですね。

岸田 通っていって、その中で火傷のようというような形で結構なテンションが下がっていったような、つらいとき。これは放射線の影響で火傷のようになって。

鬼防 そうです。すごいきれいな線が、しゅっと体にいって、なんかばちばちに火傷がどんどん出てくるっていう感じ。中から出てくるんです、火傷の痕って。だから、最初当ててるときはどうもないんですけど、1週間ぐらいたってくると、中からどんどん火傷みたいな黒い肌が出てきて、皮がびゃーっとめくれてくる感じ。

岸田 痛そう。

鬼防 痛いし、痒いですね。痛いのも痒いし。

岸田 痒いんや。

鬼防 痒いです。

岸田 けど、掻いたら駄目でしょ、だって。

鬼防 駄目です。掻いたら血が出るので。皮膚がよわよわになってるので。

岸田 どうすんの? なんか貼る物とかあったりとかする?

鬼防 そうなんです。あれ、くれはるんですよ、保湿剤。ものすごい、べったべたの保湿剤くれはるんですけど。塗るんですけど、塗ったら下着とかべたべたなるじゃないですか。それもへこむんですよね。はあ、と思って。だからガーゼして、何してってするんですけど。女性の下着って締めるじゃないですか。痛いですね。だから、そのときずっと付き添ってくれる姉がいるんですけど、姉と、よく下着屋さんとかにも行きました。こんなんどうやろうって言って、いろんなもの試しましたね。

岸田 ベスト下着は見つかりました?

鬼防 メーカー名とか言ってもいい?

岸田 いいよ。誹謗中傷じゃなければ視聴者さんも知りたいと思います。

鬼防 私が合ったのはグンゼのカップ付きの下着が、すごい優しくて、綿でしゅっと馴染んでました。しばらくそれ着てましたね。

岸田 鬼防さんの場合はそれが馴染んだっていうことでね。いろんなものもありますからね。そんなところで、火傷のようなところを自分なりに対処していき、そしてその後、ホルモン療法、経口薬っていったところで飲み薬ですかね。

鬼防 そうです。

岸田 これ、1日1回?

鬼防 はい。

岸田 進んでいってといったところで。その後、ちょっと上がっていくんです。何かというと、次は子宮筋腫が、手術していくといったところで。どういうこと? また、がんの影響かなんかあったんすか。

鬼防 いや、もともと、筋腫がずっとあったんですよ。ずっと、それあったのは分かってたんですけど。それがもう、どんどん大きくなっていって、すごい痛くなって。結局、手術をしないといけなくなったんですけど。

岸田 子宮筋腫ってなんですか。筋肉の塊と思ってたらいいんですか。

鬼防 そう、エリンギみたいな感じ。

岸田 エリンギ、なかなか独特な表現やけど。エリンギみたいなのが。

鬼防 姉と娘が手術に立ち会ってくれたんですけど。その2人が見たんですけど。エリンギって言ってました、エリンギみたいって。

岸田 取った子宮筋腫がエリンギやったっていうことで、ちらっとね。エリンギを取っていく、ただ、ここあれですよね、子宮や卵巣も摘出していってるんですよね、鬼防さんは。

鬼防 はい。

岸田 子宮や卵巣も摘出するって大きな決断にはなかったですか。

鬼防 でも、ホルモン治療しているので、ホルモンが卵巣から出るっていうのもあるので。先生的にも取ってもいいよっていう感じでしたね。どっちかいうと、取ったほうがいいんじゃない?みたいな感じで。痛みもきつかったですし、とにかく取ってもいいかみたいな感じでした。

岸田 自分としたら、もう痛くなくなるのであればっていったところでっていったとこ選択されたっていうことですね。ただ、そっから下がってく、ちょっと怖いな。肝臓に影というふうな感じで。転移してるってこと?

鬼防 いや、最初はもう、死んだなと思いました。これはもう終わったなって。

岸田 影あるって言われたら怖いっすよね。

鬼防 はい。終わったと思ったんですけど。先生も慌てていろんな検査をして、PET検査までしてくれはって。一応、今のところは大丈夫っていうので。でも、影がMRIには映るんですけど、エコーには映らないんですよ。先生的にはこれは見張っていくしかないからって言って、当初3カ月に1回、ずっとお医者さんに行ってたんですけど。今はもう半年に1回でいいよって言う感じです。

岸田 じゃあ、影があるから取ろうとかっていうんじゃなくて、今、ちょうど、何か分からないけれどもあって、取りあえず経過を見ていこうっていう感じですね。

鬼防 そうです。大きくならないように見とこうねっていう感じです。

岸田 怖いですね。ただ、その中でちょっと上がっていく出来事があります。何かというとお孫さんの誕生といったところで、おめでとうございます。

鬼防 ありがとうございます。

岸田 そんな中で下がっていくこともありました。それが次、何か、お母さまが他界といったところで。お母さま。

鬼防 肝臓がんで亡くなるんですけど。もう82歳になってたんですけれども、よく年齢いってたらがんってあまり進まないとか、いろいろいわれるじゃないですか。でも、うちの母は2カ月で逝ってしまったので。本当に年齢いってても、すごいスピードで進んでしまうがんもあるんだなというのを、実体験としてしたので。やはり、年いってても油断は禁物と、感じです。

岸田 別に進行が遅いんじゃないかと思ってたけれども、もうあっという間だったっていったところですよね。準備とかいろいろ、気持ちの準備のこともそうですし。そういったところで結構、ご自身のがんのときもそうですけれども、家族ががんで、こうして他界されたっていったところは本当に、この気持ちのグラフを見てても、ショックは大きかったんじゃないかなっていうことは思います。

鬼防 はい。

岸田 そして、そこからちょっと上がっていきます。何かというと、関節のこわばり。これちょっとポジティブなんですね。なんですか、これは。

鬼防 手の関節とか足の関節とかが痛くて、でも、またリウマチとかすごい大変な病気だったらどうしようかなと思って。

岸田 そんなイメージありました。こわばりってなると。

鬼防 これもこんなことなってやばいなあと思ってたんですけど。ちょうど検診で先生に聞いたら、飲んでるお薬の副作用で、そういう副作用があるからって言われたんです。でも痛いし、動きづらいしっていうことはあったんですけど。でも、ポジティブなのは、薬終わったら、じゃあ、治るんやと。だから、そのリウマチとかそういう大きな病気じゃなくて、良かったなっていう気持ちの表れの、薬さえ終わればみたいな。

岸田 薬さえ終われば、これは治るんだっていったところのちょっとポジティブ感があったってことですね。

鬼防 はい。

岸田 見通しが持てるっていうのは、本当、患者にとってはすごく、希望ですもんね。そして2人目のお孫さんも誕生されるといったところです。

鬼防 ありがとうございます。

仕事復帰への不安と家族への心配・・・がん治療中の悩みをどう乗り越えたか

岸田 ホルモン療法が終了していくというふうな感じですねっていったところ。そして、その後、現在というふうな形になっていくというふうな流れになっております。そして、次こちら。大変だったことをどう乗り越えたかといったところに移っていきたいと思います。大変だったこと、困ったことといったところに関しては、仕事を休めるか不安、そして家族へ心配をかけることといただいています。それが、乗り越え方としては職場や家族の支え、乗り越えさせてもらったという感覚といただいてますが、ペイシェントジャーニーのところでは、家族やお仕事の話っていうのは、今回、省いてお話しいただきましたけれども。あえて、その仕事や家族について、ちょっとお話ししていただけますでしょうか。

鬼防 仕事も一応、普通に8時間働いてる仕事なので。病気を言ったときにはどうなっていくんだろうと、辞めなきゃいけないのかなっていうところもあったんですけど。職場の上司に報告をすると、頑張って帰ってきてくださいっていう感じだったんです。取りあえず、頑張りなさい、精いっぱい頑張ってきてくださいみたいな感じで。休んでる間も、職場のみんなが色紙をくれたり、どうしてますか、頑張れ、早く帰ってこいとか言って、みんな全員が書いてくれはったりした、色紙もらったり。あとは、私、自分が幸いなことに、放射線治療も検査も、いつもついてきてくれる身内がいたので。いつも本当にそばにいてくれて、すごい支えてくれたので。私、本当に自分で乗り越えたところは全くないです、乗り越えさせてもらったっていう感じですね。側にいる娘も然りなんですけど。本当に家族に支えられてっていう感じですね。

岸田 周りの家族が支えられて、くださって。娘さんは出てきたけど、息子さんが出てこないというのは、そこまで深くは突っ込まないですけれども。気持ち的には支えてくれたんだと思っております。

鬼防 本当だ。

『決して1人ではない』2度のがんを乗り越えた鬼防さんからのメッセージ

岸田 周りの人が本当に支えてくれたといったところになります。ありがとうございます。そして、その後、鬼防さんには今の視聴者さんへのメッセージをいただいております。鬼防さんからこういったメッセージをいただいております。

鬼防 支えてもらって、今があるっていうことなんですけれども。この病気ってなると、死と隣り合わせみたいなところとか、不安とかあると思うんですけど。決して、1人ではないと思いますし、本当に私はさっきも言ったんですけど、身内、姉なんですけど、ずっと、とにかくそばに居まして。どこ行くのも一緒にくっついてきてくれるみたいな感じで、本当に支えてもらったので。自分の周りで、もしも罹患した、どんな病気でも大変なんですけど、自分も支えれるようになれればいいなと思っていますし、支えてもらってる間は、しっかりと甘えていただきたいと思います、以上です。

岸田 お姉さまがずっと付いてくださって、支えてくださったといったところで、鬼防さんもそういったお姉さま存在があったからこそ、乗り越えれたと、周りの人がいたから乗り越えたっておっしゃっていましたけれども。鬼防さんは逆にそういった人たちに支えてもらったから、次は支えようと気持ち的にはされているんですよね。

鬼防 はい、思ってます。

岸田 そこの思いっていうのは他の人とは違いますかね。

鬼防 恐らく経験があったからこそ、強く思いますね。

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