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子宮体がん 白井裕美子(B子)さん

インタビュー日:2014年9月23日

病気のこと

【がんの種類】子宮体がん
【ステージ】I ぐらい
【闘病時期】2007年3月頃〜(当時28歳)
【現在】経過観察中

 

発覚

Q どうやってわかったのですか??
A  2007年3月ごろ、生理がひどい状態で貧血になり、駅のトイレで倒れました。

それまでも生理不順で検査は受けており、子宮頚がんの検査では陰性でした。
体調が悪く生理不順もありましたが、そのまま数年過ごしたところで倒れました。
病院で子宮体がんの検査をして発覚しました。

宣告

Q がん宣告を受け、どう思いましたか?
A  それほどショックではなく、とにかく治さなければ、ということしか頭にありませんでした。

発覚の数年前に両祖母を子宮がんで亡くしていたこともあり、ひどくなる前に早く治そうと思っていました。

治療のこと

Q 治療はどのようなことをしましたか?
A  外科手術。

子宮から細胞を掻き出す小さな手術をやりましたが取りきれなかったので、倒れた日から1か月半~2か月後に摘出手術を受けました。
抗がん剤治療は受けていません。

家族のこと

Q 家族との関係性はどうでしたか??
A  母親はすごく強かったです。たぶん父親のほうがショックを受けていました。

恋愛・結婚のこと

Q  当時、恋人・配偶者は居ましたか?
A  お付き合いしている人がいました。

仕事のこと

Q 学校・仕事はどうしましたか??
A  当時は製薬会社で派遣社員をしていたので、上司に言いました。手術後1~2ヶ月で復帰し、時差通勤を1年ほどしていました。

派遣だったこともあり、辞めるつもりで病気のことを伝えたのですが、上司が待ちますと言ってくれました。

Q 今はどうしていますか??
A  がん関係の病院で臨床研究の事務手続きの仕事をしています。 

お金・保険のこと

Q お金はどうましたか??
A 派遣会社からの傷病手当で月給平均の6割をもらっていました。手術をしたので高額医療費の限度額で支払っていました。

辛かったこと&その克服法

Q がんになって肉体的に辛かったことは何ですか?
A  お腹を切ったのでお腹が痛かったことです。今でも低気圧のときなどはお腹が痛くなります。お腹の中心でぞうきんを絞られている感じです。
 

Q  どう乗り越えましたか?
A  時間が経って慣れました。

 

Q がんになって精神的に辛かったことは何ですか?
A  子宮をとってしまったので、子どもが産めないことです。

 治療が終わり落ち着いて将来を考えた時に、人生プランから出産がなくなりました。
当時お付き合いしていた人と徐々に疎遠になってしまったりしました。
可能性がゼロパーセントというのはつらいです。
 

Q  どう乗り越えましたか?
A  人生プランを修正し、仕方ないことは仕方ないという切り替えをした頃から大丈夫になりました。あとは、チャンスが来たときのためにお金を貯めるなど備えるようにしています。

 代理母出産や養子をとること、子どもを産むことを期待されない晩婚、といった選択肢を考えました。卵巣は残っていて排卵はあるようなので、海外なら卵子を預けて代理母出産の可能性はあります。 

反省

Q  お付き合いする人にはどのタイミングでカミングアウトしますか?
A   最初に言います。

数年前に病気を経験したこと、病気の種類や手術をしたこと、元気だけど子どもを産めないことをきちんと言います。
子どもを産むことを自分に期待しない人と出会えたらいいなと思っています。一生ひとりぼっちもさみしいので。

キャンサーギフト

Q あなたのキャンサーギフトは何ですか??
A  サバイバーの立場から、がんの色々なことに向き合ったり活動に関わったりすることができることです。

罹患する前にチャリティライブを観に行っていたときの自分と、罹患した後にあらためてチャリティライブを観に行くのとでは視点が変わったと思います。

自分がサバイバーになったことによって他のサバイバーの仲間と出会い、サバイバーの思いや本当に必要なものは何かが分かり、視点が広がりました。

オススメ情報

Q  何かオススメ情報ありますか??
A  シーリハム・テリア(犬)です!

テリアでも運動量が少なく静かなので、室内で一人暮らしでテリアを飼いたい独り身の女性にはおすすめです。
飼っている犬です。自分以外に守らなければいけない、世話をしなければいけない存在がいることで、規則正しい生活になります。
守るものがいることで、精神的に成長した気がします。

今、闘病中のあなたへ。

「Be Happy! Be Lucky!」

The Whoのボーカル、ロジャー・ダルトリーさんがライブの最後に言う言葉です。
これからみんな幸せになってね、良いこともあるよ、というメッセージです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

あくまでも「ひとりのがん経験者の例」です。
また、詳細・病気については病院や専門医などにご相談ください。

「がんノート」は、がん患者のためにこれからも経験者の情報を発信して参ります。
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がんノートは経験者の経験談がいま悩んでいる方の役に立つことを心から願っています。

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