【第107回】がんノート公開生放送

イベント報告

2016年1月から翌年8月の期間に、化学療法、左乳房全摘術、分子標的薬、放射線治療を受け、一旦は経過観察となりましたが、11月に肺への転移が発覚し、抗がん剤治療と分子標的薬治療をされました。現在も分子標的薬による治療を継続されています。

診断当時、3人の娘さんはまだ3歳から5歳。子育てや経済的不安を抱えながらも、同居していたご両親や、弟さんの協力のもと、治療や子育てに励んでいたようです。桜林さんにとって、お子さんの存在や、がんになってから出逢えた仲間は大きな支えとなっており、がんになったことによって、以前より生きていくことへの活力をもらえていることを話していただきました。
他にも、乳房再建に対する想いや、お子さんへの病気の伝え方、仕事の選択など、たくさんのことを語っていただいてます。ぜひ、ご視聴ください。

桜林芙美さんの「いま闘病中のあなたへ」は、「あしたにたねをまこう！」
お子さんが歌っていた曲のキャッチフレーズだそうです。
辛いとき、花を植えることや土を耕すという大きなことはできなくても、「たねをまく」ようなことから、明日への希望や期待へと繋げてほしい！、という想いが込められています。

インタビュー中もパッと咲く笑顔がとても印象的な桜林さん。たくさんの方に桜林さんの笑顔と声が届くよう、スタッフ一同活動を続けて行きたいと思います。本当にありがとうございました。