【第110回】がんノート公開生放送
がん経験者によるインタビュー生放送番組「がんノート」 2019年5月25日(土)は、AYA研様とのコラボ企画で、清水千佳子医師をモデレータに迎え、4人のサバイバーへインタビューを行いました。
イベント報告
まず清水医師よりAYA世代のがんについて概要をお話頂きました。若年性では乳がん、子宮頸がんの罹患率が高く、男性よりも女性のがん患者の方が多いとのことです。またがんの種類が多岐に渡るためまとめて研究することが難しく、まずは患者さんのことを知ることから取り組みを始められています。仲間を増やして声を大きくしていきたいとお話頂きました。
風邪のような症状から病気が発覚した急性リンパ性白血病経験者の友寄蓮さん、学校と常に話し合いを進め、休学することなく高校を卒業されました。
秋田県からお越し頂いた急性骨髄性白血病の保坂翔大さんは口や鼻からの出血が止まらなくなり病院へ行ったところ病気が判明しました。お姉さまからの半合致移植を受け現在療養中です。
3階までの階段を休憩なしに登れなくなって病院を訪れたGIST経験者の泉川しずかさん、発覚時にひどい貧血状態だったそうです。肝臓の再発を何度も経験されていますが、元気に治療とお仕事をがんばってらっしゃいます。
大腸がん経験者の川口健太朗さんはステージが確定した翌日に奥様と入籍されたそうです。治療と結婚生活が同時進行、引っ越してすぐに入院、抗がん剤中は嘔吐が激しく洗面所で血を吐いてしまったそうです。その時強烈に生きたいと感じ、そこからはなるべく健康的に生活すると決意されました。
その他、妊孕性、情報、仕事、外見をテーマにパネルディスカッションを行なって頂きました。
「いま闘病中のあなたへ」
友寄さん「未来のあなたはきっと笑っている」
保坂さん「根確かなれば花必ず開く」
泉川さん「1人じゃないよ」
川口さん「時間が解決してくれた。大丈夫」
それぞれ心のこもった素敵なメッセージ、ありがとうございます!!
生放送後は5グループに分かれて、久しぶりのワークショップを行いました。さすがのAYA研様とのコラボ、お越し頂いた皆様もAYA世代の方が多く、AYA世代ならではの悩みや経験を共有頂きました。
AYA研様とのコラボ企画はシリーズ物として他の地域でも開催を予定しています。皆様の近くでも開催する機会があるかもしれません。その際はぜひぜひよろしくお願い致します。
【がんノートマンスリーサポーター募集】
患者さんやそのご家族の方へ情報を届けるため、皆様のあたたかなご支援をよろしくお願いします。
※ウェブ上でインタビューを掲載するための文字起こし料、またホームページの維持1カ月分として、それぞれ約2万円かかります。皆様からのご支援はこのようながんノートの運営費に活用させていただきたいと思っています。現在、※先着限定※にて、マンスリーサポーターになられたみなさまに、できあがったばかりの「がんノートブック」を希望者にお送りしております。冊数に限りがありますので、ぜひお早めに!
- 日時
-
2019年5月25日 1:00 pm / 東京都
※ このイベントは終了しました - 場所
- 国立がん研究センター中央病院8階 患者サポート研究開発センター
〒104-0045 東京都中央区築地5丁目1−1
※8Fですので、ご注意ください。
<最寄駅>
都営地下鉄 大江戸線 築地市場駅A3番出口から徒歩3分
東京メトロ 日比谷線 築地駅2番出口から徒歩5分
東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 浅草線 東銀座駅6番出口から徒歩5分
東京メトロ 有楽町線 新富町駅4番出口から徒歩10分 - ゲスト
- 急性リンパ性白血病経験者 友寄蓮さん/Gist経験者 泉川しずかさん/急性骨髄性白血病経験者 保坂翔大さん/大腸がん経験者 川口健太朗さん
- スケジュール
- ・がんノート生配信
・Q&Aセッション
・写真撮影 - 参加費
- 無料
- 募集人数
- 20名程度
がん経験の有無・性別・年齢を問いません。お友達なども誘って気軽にご参加ください。
ドリンク持ち込み可。ご持参ください。
※食事などは会場の都合上、出来ません。 - 参加申込方法
- 1)可能な方は、Facebookイベントで「参加する」ボタンを押してください。
2)Facebookをされていない方は、ふらっとお越しいただいても問題ございません。