【第119回】がんノート公開生放送

がん経験者によるインタビュー生放送番組「がんノート」 2019年9月15日(日)は 乳がん経験者 園田マイコさん、大腸がん経験者 須藤修二さんへのインタビューをマルイ主催のインクルージョンフェスの一環として有楽町マルイ7Fにて行いました。

イベント報告

セルフチェックでしこりを発見したマイコさんはすぐに病院に行きます。色々な検査を受けたところ、95%大丈夫だと医師から告げられますが、1週間後に病院に行ったところ、乳がんだと宣告されます。部分切除の手術を受けますが、病理検査の結果HerⅡ陽性だったため抗がん剤の治療を受けることになったそうです。抗がん剤の治療はとても辛く苦しいものだったそうですが、息子さんからの頼もしい言葉で勇気付けられ、乗り越えたそうです。昨年には経過観察をしていた子宮頸部に高度異型性が見つかり、このままおいておくとがんになる可能性が高いと告げられ、子宮と卵巣を切除したそうです。乳房の時も子宮の時も仕事を続けていたマイコさんからのメッセージは「ごくろうさまでした。よくがんばったね!」です。自分へのそして今闘病していてがんばっている方へのメッセージです。人生色々あるけれど、まずは1日1日を生きることが大切、誰もががんばってる、自分を褒めてあげようという言葉です。

健康診断で潜血反応が出た須藤さんですが、自分は絶対にがんにはならないという思い込みでしばらく放置していたそうです。しかしその後血便が出るようになりその時も痔だろうと楽観していたのですが、どうもおかしいと感じ病院へ行ったそうです。病院での初めての大腸スコープ検査、大量の水分を飲むことが何よりも苦痛だったそうですが、赤い塊が見つかりS字結腸がんだと診断されます。幸いステージはⅠだったため、内視鏡手術を受けられたそうです。現在経過観察中、病気をきっかけにタバコはやめたそうです。
須藤さんのメッセージは「笑顔でイコウネ!」です。一人ひとりが誰かの大切な存在、だからどんな時でも笑顔でいて欲しい、笑顔をいたいというメッセージです。

須藤さんはマルイでショップマネージャーされており、今回のインクルージョンフェスを企画されました。須藤さんの思い、それを実現させるマルイさんの取り組み、素晴らしいと思います。がんだけではなく他のマイノリティとの連携、つながることで何かが生まれるかもしれない、がんノートは今回参加させて頂いたことを感謝します。マイコさん、須藤さん、ご出演ありがとうございました。

アーカイブ動画情報

イベントは終了しましたが、当日放送した動画をYouTubeがんノートチャンネルからご覧いただけます。

がんノートYouTubeチャンネル

日時
2019年9月15日 1:00 pm /  東京都
※ このイベントは終了しました
場所
有楽町マルイ7F
東京都千代田区有楽町2丁目7-1
ゲスト
大腸がん経験者 須藤修二さん/乳がん経験者 園田マイコさん
スケジュール
・がんノート生配信
・Q&Aセッション
・写真撮影
参加費
無料
募集人数
20名程度
がん経験の有無・性別・年齢を問いません。お友達なども誘って気軽にご参加ください。
ドリンク持ち込み可。ご持参ください。
※食事などは会場の都合上、出来ません。
参加申込方法
1)可能な方は、Facebookイベントで「参加する」ボタンを押してください。
2)Facebookをされていない方は、ふらっとお越しいただいても問題ございません。