#140 がんノートorigin

妊娠中、左胸にしこりを発見した古川さんは病院で検診を受けます。エコー検査の段階でただ事ではないと感じ、確定診断前にある程度の覚悟ができていたそうです。出産後に温存手術、抗がん剤、放射線の治療後、ホルモン治療を受けられています。現在育児に仕事に患者団体の活動にと幅広く活躍されています。

今闘病中のあなたへは、「闘病中の時間は、人生でまたとない、かけがえのない時間。じっくり味わって。」です。どんな経験もプラスに生かすことができる、焦る必要なんてない、必ず乗り越えられるというポジティブなメッセージです。

製薬企業にお勤めの古川さん、患者になったおかげで患者の気持ちがわかるようになったそうです。この経験を仕事にもボランティア活動にも生かしたい、支えたいとお話されていました。明るく前向きな古川さんの活動は多くの人を勇気づけていると思います。貴重なお話、ありがとうございました。