#134 がんノートorigin

イベント報告

藤田さんは結婚後初めの妊娠の際に体調を崩し、いくつもの症状と検査と治療の結果、最終的に絨毛がんと診断されます。
妊娠を継続することはできず、抗がん剤の治療へと入ります。幸い当初使った抗がん剤が非常に奏功し、その後寛解されます。現在はWebディレクターとして復帰し、ご自身のペースで活躍されています。

今闘病中のあなたへは、「そこにいるだけで」です。
責任感が強く、周りに迷惑をかけること、周りの期待に応えることに一生懸命になられていた藤田さんですが、それでは自分を押し殺して生きていることになり、とても苦しかったそうです。本当の自分の気持ちを徐々に外に出すことによって、少し楽に息ができるようなったそうです。何も特別なことをする必要はない、そこにいるだけ生きているだけで十分だというメッセージです。

抗がん剤を治療中、抗がん剤がとても効いたため、がん細胞が子宮から流れ出てきたそうです。自分のがんそのものを見ることが当時の藤田さんにとっては非常に苦痛だったそうです。ありがたいことに、がんノートだからとリアルなお話を頂きました。辛い経験をされた藤田さんですが、周りにはとてもいい方が集まってらっしゃるようです。これも色々と気を使われる藤田さんだからこそだと思います。自分らしく、無理せず、自分のことを一番に考えて頑張ってください！