【第96回】がんノート公開生放送
がん経験者によるがん患者のためのインタビュー生放送番組「がんノート」 2018年10月8日(月祝)は、腺様嚢胞がん経験者の山本翔太さんにお越しいただきました。
イベント報告
2015年、山本さんはガムを噛んでいた時に右側がまるで歯医者で麻酔をかけられたように何も感じないことに気が付いたそうです。これは何かおかしいと不安になり病院へ向かった山本さん。検査の結果、がんと宣告を受けます。最初がんと聞いた時、山本さんはがんは治る病気なのだし治療すればいいんだと楽観的に考えていたそうです。しかしその後の検査で腺様嚢胞がんという希少がんであり治療法もあまりないとわかり大きなショックを受けたとのことです。
治療として重粒子線を受け経過観察でしたが、2016年骨への転移がわかります。しかし現在も治療を続け日常生活に後遺症は残るものの普通の社会人として仕事を続けていらっしゃいます。
山本翔太さんの、いま闘病中のあなたへは、
「ひとりじゃないよ」
治療を受ける中で精神的にどん底になるまで落ち込むこともあると思います。でも一歩踏み出せばそこには仲間がいることを発見できます。
山本さんはハマさんと出会ってどん底から脱出できたそうです。
腺様嚢胞がんは希少がんのひとつで知っている人も少ないがんです。山本さん、ハマさん、そしてTeamACCのみなさんはこのがんを一般の人にも知ってもらうための活動をされています。
病気がわかるまでは自由奔放な生活をし家族を省みることがなかったと告白されていました。
病気がわかってから家族や周りのみんなの存在に感謝をするようになったそうです。
過酷な治療、転移の不安、家族への愛情、仕事へのプライド、深い話をして頂きました。会場では涙を浮かべる方もたくさんいらっしゃいました。
山本さん、今日は本当にありがとうございました。がんノートは全力で山本さんを応援しています!!
- 日時
-
2018年10月8日 1:00 pm / 東京都
※ このイベントは終了しました - 場所
- 国立がん研究センター中央病院8階 患者サポート研究開発センター
〒104-0045 東京都中央区築地5丁目1−1
※8Fですので、ご注意ください。
<最寄駅>
都営地下鉄 大江戸線 築地市場駅A3番出口から徒歩3分
東京メトロ 日比谷線 築地駅2番出口から徒歩5分
東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 浅草線 東銀座駅6番出口から徒歩5分
東京メトロ 有楽町線 新富町駅4番出口から徒歩10分 - ゲスト
- 腺様嚢胞がん経験者 山本翔太さん
- スケジュール
- ・がんノート生配信
・Q&Aセッション
・写真撮影 - 参加費
- 無料
- 募集人数
- 20名程度
がん経験の有無・性別・年齢を問いません。お友達なども誘って気軽にご参加ください。
ドリンク持ち込み可。ご持参ください。
※食事などは会場の都合上、出来ません。 - 参加申込方法
- 1)可能な方は、Facebookイベントで「参加する」ボタンを押してください。
2)Facebookをされていない方は、ふらっとお越しいただいても問題ございません。