【第100回】がんノート公開生放送・記念パーティー
がん経験者によるがん患者のためのインタビュー生放送番組「がんノート」 2018年12月16日(日)は、精巣腫瘍経験者 岸田剛さんにお越しいただきました。
イベント報告
岸田剛さんは岸田徹の7歳離れた実のお兄様です。見た目があまり似ていないことから、どちらかが橋の下で拾われた子だという関西ではよくある冗談を子供ころにはよく言っていたそうです。
でも横顔はよく似てらっしゃいます。さすが兄弟です。
剛さんは昨年のちょうど今頃精巣が腫れ上がり、弟の件もあったことからすぐにクリニックへ行かれたそうです。そこであまりよくないかもということで大学病院を紹介してもらったそうです。
大学病院へ予約を入れ診察を受けたところやはり悪性だと診断が下されます。胚細胞腫瘍は非常に転移しやすい腫瘍であるため、診察を受けた当日に入院、次の日に手術となったそうです。超高速展開!!ご本人もとても驚かれたことと思いますし、医師のお話も断片的な単語、「入院」、「即手術」などは覚えているものの、話の内容がきちんと頭に入っていなかったとのことです。
その後無事に手術も終えられ、2ヵ月後には仕事にも復帰、現在も問題なく日常生活、お仕事を頑張ってらっしゃいます。
岸田剛さんの、いま闘病中のあなたへは、
「バランス」
いつもいつも頑張ってばかりいたら疲れてしまうし、時に落ち込んだっていいということを実感される出来事が先日お仕事であったそうです。治療も仕事もプライベートも緩急をつけることが大切。休む時にはちゃんと休んで、頑張れる時にまた頑張ったらいい、愚痴や弱音を吐いたっていい、張り詰めてばかりじゃ窒息してしまう、というメッセージを頂きました。
剛さんはかなり緊張されていたらしく、ハラハラドキドキする「間」が多くありました。この絶妙の緊張感溢れる「間」が笑いを呼びましたが、実はこの「間」は弟を大事に思うあまり、変なことを言ってはいけないというプレッシャーから生まれたものだったと思います。少し年の離れた弟を思う兄の愛情を強く感じた90分となりました。
剛さん、年の瀬の忙しい時期に愛知から駆けつけて頂き、誠にありがとうございました。今後とも弟を優しい目で見守ってください。
- 日時
-
2018年12月16日 3:00 pm / 東京都
※ このイベントは終了しました - 場所
- フクラシア丸の内オアゾ
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6−5
※「地下出入口はご利用できません」 地上からお入り下さいませ。 - ゲスト
- 岸田 剛(岸田の実兄)
- スケジュール
- ・がんノート生配信
・Q&Aセッション
・写真撮影 - 参加費
- がんノート放送:無料/記念パーティー:2,000円
- 募集人数
- 200名程度
がん経験の有無・性別・年齢を問いません。お友達なども誘って気軽にご参加ください。
ドリンク持ち込み可。ご持参ください。
※食事などは会場の都合上、出来ません。 - 参加申込方法
- 下記Peatixよりお申し込みください
https://gannote100.peatix.com/