【第104回】がんノート公開生放送
がん経験者によるインタビュー生放送番組「がんノート」 2019年3月3日(日)ひな祭りの日は、リンパ腫経験者 松井基浩さんへのインタビューを行いました。
イベント報告
現在30代の松井さんですが、高校生の頃とても足が速く、マラソンではいつも負け知らずだったようです。しかし16歳の頃、どうも体調が優れない毎日が続き、その頃行われたマラソンの選考会で負けたのが悔しくて、体調のせいにしようと病院を訪れたそうです。「単なる言い訳に」という思いとは裏腹に、病院に行くと、内科→レントゲン→採血→点滴→CT→「動かないで下さい」→入院、となってしまったとのことです。松井さんのリンパ腫は白血病に似たタイプ、高校生なので小児の治療を受けられました。治療中に小児科医になるのだと決心、入院中も退院してからも猛勉強、見事現役で医学部に合格され、現在
都内の病院で小児腫瘍内科医として活躍されています。また大学で知り合われた奥様との間にはお子様がお二人いらっしゃり、多忙な毎日を過ごされています。
松井基浩さんの、「いま闘病中のあなたへ」は、
「がん患者には夢がある!」
10ヶ月の入院治療を終えられ高校に復帰した頃には勉強が同級生よりもかなり遅れ、話も合わなくなってしまって辛い時間を過ごされたそうです。その他にもたくさんの辛い経験をしてこられた松井さんですが、それを決してマイナスにしたくない、この経験を必ずプラスに変えたいという強烈なモチベーションで、医師になりまた鈴木美穂さんと若年性がん患者の会「STAND UP!」(http://standupdreams.com/)を立ち上げ代表をされています。その上、この春からは大学院へ進学されるそうです。「夢」を今も追い続けていらっしゃいます。
あいにくの雨、東京マラソンも重なったことからリアルタイムでご覧になれなかった方々も大勢いらっしゃると思います。ここに書き入れない結婚まわりのお話、院内学級のお話、入院中の小さな子供達との交流、など有意義なお話を、後日YouTubeにUpされる動画で是非ご覧ください。医師ならではのお話が満載です。
- 日時
-
2019年3月3日 1:00 pm / 東京都
※ このイベントは終了しました - 場所
- 国立がん研究センター中央病院8階 患者サポート研究開発センター
〒104-0045 東京都中央区築地5丁目1−1
※8Fですので、ご注意ください。
<最寄駅>
都営地下鉄 大江戸線 築地市場駅A3番出口から徒歩3分
東京メトロ 日比谷線 築地駅2番出口から徒歩5分
東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 浅草線 東銀座駅6番出口から徒歩5分
東京メトロ 有楽町線 新富町駅4番出口から徒歩10分 - ゲスト
- 悪性リンパ腫経験者 松井基浩さん
- スケジュール
- ・がんノート生配信
・Q&Aセッション
・写真撮影 - 参加費
- 無料
- 募集人数
- 20名程度
がん経験の有無・性別・年齢を問いません。お友達なども誘って気軽にご参加ください。
ドリンク持ち込み可。ご持参ください。
※食事などは会場の都合上、出来ません。 - 参加申込方法
- 1)可能な方は、Facebookイベントで「参加する」ボタンを押してください。
2)Facebookをされていない方は、ふらっとお越しいただいても問題ございません。