がん経験者のリアルな声を笑いとともに

今や、がんは日本人のふたりにひとりがなる病気です。

がんと診断されて病院へ行くと、治療方針や医療情報については医師が説明してくれますし質問することもできます。
しかし、生活に関する情報、お金や家族、学校や仕事に関する情報については、本当に困っていても気軽に聞ける機会が少ないのが現状です。

患者側の情報が必要
患者側の情報が必要
  • 「家族にどうやって打ち明けようか」
  • 「お金がいくらかかるのか」
  • 「この先、子どもができるのか」
  • 「仕事や学校をどう休んで、どう復帰したら良いのか」
  • 「本当につらい時にどう克服したらいいのか」

こういった普段だと聞きづらいような一歩踏み込んだ情報や見通しとなる情報が今の日本には圧倒的に足りていません。

そこで、「今、悩んでいる患者に適切な情報を届け、前向きになるきっかけをつくりたいたい」と思い、2014年からがん経験者による「インタビュー型ウェブ番組『がんノート』」をスタートさせ、がん経験者のリアルな生の声をインターネットを通じて提供しています。

さまざまな方へのインタビューを重ねていくにつれ、がん告知後も「仕事をする」など社会との繋がりを大切にしている方が多いことを肌で感じ、がんに対する偏見や誤解が解かれることの重要性を感じています。

だれもが、がんについて気軽に話ができる社会になればと願って、発信を続けています。

患者側の情報が必要

法人概要

法人名
NPO法人がんノート
設立日
2016年8月30日(活動開始は2014年6月22日)
法人住所
〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル2階
連絡先
info@gannote.com
代表理事
岸田 徹
理事
楠木 重範、佐藤 真琴、藤田 雄一、福岡 奈津美、佐藤 由紀
監事
安河内 正文
岸田 徹

岸田 徹 / Toru Kishida(代表理事)

1987年大阪府出身。立命館大学卒。
25歳で「胚細胞腫瘍(胎児性がん)」という希少がんを患い、3か月の抗がん剤治療、2度の手術を受ける。約2年後に再発し手術を受け、現在は経過観察中。
現在は、国立がん研究センター企画戦略局広報、東京医科歯科大学特別講師、東京都がん教育ゲスト講師、厚生労働省「がんとの共生のあり方」検討委員や「がんの緩和ケアに係る部会」検討員なども務める。