#138 がんノートorigin

イベント報告

ある日お風呂の中で左の睾丸が硬くなっているのに気が付いた池内さんですが、場所が場所だけに2,3週間病院に行くのを躊躇ったそうです。しかし意を決して診察を受けたところ、エコー検査ですぐに腫瘍だと診断されます。肺や後腹膜などへの転移も見られ、手術、抗がん剤を治療を受けられ、現在は経過観察中です。

今闘病中のあなたへは、”「わがまま」になっていいんだよ”です。
この言葉は池内さんご自身が言ってもらった言葉だそうです。この言葉で池内さんは気持ちがスーッと楽になったそうです。患者さんは生活面でも色々制限されることも多いけれど、全てを我慢するのではなく、やりたいことやできることはやってもいいんだよというメッセージです。

J-TAGという精巣腫瘍患者会の副代表をされている池内さん、一番辛い後遺症は射精障害だとお話されていました。男性としてのアイデンティティというデリケートなお話を冷静に丁寧にお話頂きました。ありがとうございます！池内さんの活動、応援しています。