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【第93回】がんノート公開生放送

がん経験者によるがん患者のためのインタビュー生放送番組「がんノート」 2018年8月26日(日)は、卵巣腫瘍および子宮体がん経験者のYASUKOさんにお越しいただきました。

イベント報告

2010年1月に不正出血で地元のクリニックにかかったYASUKOさん。何度か検査したところクリニックで異常なしと言われたものの、職場の上司から「もっと大きな病院へ行け!」と助言があり、2011年に別の病院へ。そこで検査の結果、卵巣腫瘍と子宮体がんが発覚しました。

また、手術の翌日が2011年3月11日でした。
そうです。東日本大震災の日。
術後翌日の体にも関わらず自力で車椅子を使わず避難したというお話。
余震に怯える中、看護師さんから「私がおんぶして逃げますから大丈夫です!という温かいお言葉をかけられたことなど、当時の体験を、生々しくお話いただきました。

子宮と左右の卵巣を摘出されたことで、精神的に非常に苦しまれた妊孕性(にんようせい)について、そして、その苦しみは、リレー・フォー・ライフ(https://relayforlife.jp/)に参加し、たまたま同じ境遇の方と繋がったことで救われたというお話もしていただきました。

 

YASUKOさんのいま闘病中のあなたへは、

「泣いて過ごすより、笑って過ごそう」

過去の自分も、ひとりぼっちで
泣いていた日々がありました。

無理して笑わなくていいけれど
大丈夫だよ、と伝えたい気持ちでいっぱいです。

泣いて過ごす1日より、笑って過ごす1日のほうが
体にも、そして心にもいいものではないかなと今では思います。

がんを経験後、車の追突事故の被害にも遭われたYASUKOさん。
幸い命に別状はなかったものの、「他人の不注意で自分の命が奪われるなんて、とんでもない!」という強い感情を抱いたそうです。

がんと交通事故の経験を通し「人生のハンドルをしっかりと握る」ということの大切さも、放送を通じて伝えていただきました。

YASUKOさん、ありがとうございました。

アーカイブ動画情報

イベントは終了しましたが、当日放送した動画をYouTubeがんノートチャンネルからご覧いただけます。

がんノートYouTubeチャンネル

日時
2018年8月26日 1:00 pm /  東京都
※ このイベントは終了しました
場所
国立がん研究センター中央病院8階 患者サポート研究開発センター
〒104-0045 東京都中央区築地5丁目1−1
※8Fですので、ご注意ください。
<最寄駅>
都営地下鉄 大江戸線 築地市場駅A3番出口から徒歩3分
東京メトロ 日比谷線 築地駅2番出口から徒歩5分
東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 浅草線 東銀座駅6番出口から徒歩5分
東京メトロ 有楽町線 新富町駅4番出口から徒歩10分
ゲスト
卵巣腫瘍・子宮体がん・卵巣腫瘍経験者 YASUKOさん
スケジュール
・がんノート生配信
・Q&Aセッション
・写真撮影
参加費
無料
募集人数
20名程度
がん経験の有無・性別・年齢を問いません。お友達なども誘って気軽にご参加ください。
ドリンク持ち込み可。ご持参ください。
※食事などは会場の都合上、出来ません。
参加申込方法
1)可能な方は、Facebookイベントで「参加する」ボタンを押してください。
2)Facebookをされていない方は、ふらっとお越しいただいても問題ございません。