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胃がん経験者 ゆうとさん

インタビュー日:2015年8月30日

病気のこと

【がん腫】胃がん
【ステージ】Ⅱ
【闘病時期】 2011年夏~
【現在】 4年目

発覚まで

Q どうやってわかったのですか?
A 疲れやすさ、食べたものがつまる感じがあり受診・検査してわかりました。

就職直後の研修中に疲れやすく食べたものがつまる感じがありましたが、仕事の忙しさが原因だと思い3か月を過ごしました。研修直後、配属先が確定する前に軽い気持ちで医者にみてもらったところ、胃カメラやCTなどを行い、大きな病院を紹介され、紹介先の病院で検査後に胃がんであることを一人で告知を受けました。

Q 宣告を受け、どう思いましたか?
A 宣告の時は先生がとても冷静に語ってくれたので「あぁ」って感じで取り乱したりとかはしなかったですけど、後からじわじわ来ましたね。

Q まず始めにやったことは何ですか?
A 親に電話したことしか覚えてないです。親も取り乱すことなくとても冷静に対処してくれました。

治療のこと

Q 治療はどんなことをしましたか?(外科的手術・抗がん剤・放射線など)
A がん専門病院で手術(胃・胆のう・脾臓全摘、食道一部切除)を行いました。

診断を受けた病院でも手術は行えましたが、色々探す中で、早く手術が受けられるがん専門病院で行いました。手術時の検査で所属リンパ節の転移はなかったですが、予防の目的で内服の化学療法も1年弱行いました。

家族のこと

Q 家族のサポートなどはどうでしたか?
A 生活面や精神面でもとても助かりました。

退院してから実家で過ごせたので、リハビリ期にはとても助かりました。通院も車を出してもらえたりしました。入院中はお見舞い来てもらっても辛そうな姿しか見せられなかったから複雑な気分で、ありがたいけれど、迷惑をかけているなと考えてしまいました。「なっちゃったもんはしょうがない!」と言って前向きにサポートしてくれたのが精神的にも助かりました。

恋愛や結婚・配偶者のこと

Q 当時、恋人はいましたか?サポートは?
A 当時はいませんでした。その後付き合った人には、付き合ってからがんの治療をしていたことを伝えましたが、特に支障はありませんでした。

仕事・学校のこと

Q 仕事はどうしましたか?
A 当時の会社は退社し、本屋でのアルバイトを経て、現在の仕事に就きました。

治療中は休職としてもらい、会社も帰ってくることを待ってくれましたが、腸閉塞の合併症などもあり、体力も低下していたので、会社にも申し訳ないという気持ちもあり自ら退職をしました。
その後、週4日、本屋でアルバイトを始めました。接客で人と関わりたいという気持ちもありましたが、当時食事が十分にとれなかったので、みんなで食事に行く機会なども少ない所や体育会系のノリの少ない所を希望しました。その後、週5日など他の社員さんと同様の働き方をする中で、自信にもつながり、就活を始め現在の仕事にたどり着きました。

Q 今はどうしてますか?
A もともとの職であるプログラマーの仕事に就いています。

アルバイトでなく正社員として働きたいという気持ちで就活を始めました。その時、やっぱり元の仕事である就活では、初めはがんであることを伏せていましたが、後半では伝えるようにし、乗り越えたことをアピールしました。

お金・保険のこと

Q お金で苦労したことはありますか?どうしましたか?
A がん保険には入っていませんでした。入社後であったので会社の健康保険が使えたのと、地元の福祉が整備されていて、自己負担分はほぼ地元の給付金でまかなえました。

辛かったこと&その克服法

Q 闘病中に辛かったことは何ですか?
A 術後の痛み・食べられないこと・抗がん剤 の3つです。

Q どう乗り越えましたか?
A 耐える・リハビリ・ジョギングです。

術後の痛みはひたすら耐えるしかありませんでした。食べれないことは、少しずつリハビリをすすめました。よく噛んでもおいしいものを探しましたが、結果として女子が好きそうなものもたくさん好きになりました(笑)抗がん剤の治療を通して、どんどんやせてしまい日々の生活も辛かったですが、ジョギングを始めました。最初はほとんど走れなかったですが、少しずつ走れるようになったら、お腹もすくようになり、体力もついていきました。

後遺症のこと

Q 後遺症については何かありますか?
A 今は食べれるようになりましたので、ゆっくり食べたりとかそのくらいです。

反省 失敗

Q あの時こうしとければよかったということはありますか?
A 当時、決断する時「後悔しないように」としていたため、ありません。けれども、がんであることを伝えて助けられたことがたくさんありました。次同じようになったら、みんなにしっかり疾患のことを伝えたいと思います。

医療従事者へ

Q 感謝や要望はありますか?
A 医療従事者の働きぶりがかっこよくて、就活などでもいい影響を受けました。要望は特にありません。ちゃんとしてもらえていました。

キャンサーギフト

Q あなたの場合のキャンサーギフトは何ですか?
A 食の楽しみ、食への関心がとても高まったことです。

食べれない時期を経験した分、色々おいしいものを食べたり、運動したあとがおいしい・誰かと食卓を囲むとよりおいしいなど、広い意味で食事という行為への関心が高まりました。それだけで視野もとても広がったと感じます。

オススメ情報

Q 何かオススメ情報ありますか??
A 胃カメラの時に鎮静剤をしてくれたことで気付いたら終わっていて楽でした。あと、カロリーメイトが食べやすい!量も丁度よく、そんなに噛まなくてもよく、栄養もありそうなので食べてました(笑)僕はチーズ味が好きです(笑)

今、治療を頑張っているがんサバイバーへ。

Q メッセージをお願いします!
A 「前向きに!!きっといいことある。」



将来が見えないなど精神的に辛かったことが多かったけれど、友達との関わりとかとてもありがたいと感じれることがたくさんありました。
治療を少しずつ積み重ねるためには、前向きになって、きっといいことあるんだなって思って自分を信じて一歩一歩がんばってもらいたいです。

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