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胃がん 有川雅俊さん

インタビュー日:2015年3月29日

病気のこと

【がんの種類】胃がん
【ステージ】IB
【闘病時期】2013年2月〜
【現在】経過観察中(社会福祉士・精神保健福祉士)

 

発覚

Q どうやってわかったのですか??
A  宣告の半年くらい前から胃が痛かった。

はじめはストレスだなと思っていました。胃潰瘍かもと思っていました。
しかし、ある日突然胃が痛くなり、吐血をしてしまいました。
そして、自分で車を運転して病院に行き、しばらく入院して胃がんが発覚しました。

宣告

Q がん宣告を受け、どう思いましたか?
A 「何を言っているんだ?この先生は」と思いました。

当初、ストレスからくる胃潰瘍だろうと思っていました。
先生も男の勲章だよと言っていました。
そして、退院できるかと思っていた矢先、がんの宣告を受けました。
正直「何言っているんだこの先生は」と思いました。(笑)

Q  まず始めにやったことは何ですか?
A 胃を全摘出手術。

栄養の通る道は長く伸ばすことになりました。
症例はあまりありませんでしたが、先生に比較的若いこともあり、この先のことを考えるとこの方法が良いと言われたのでそれに従いました。
先生がズバッと最善の方法を伝えてくれて決め易かったです。

家族のこと

Q  家族との関係性はどうでしたか??
A 妻はすごく気をつかってくれました。

家族構成は妻と長男(4歳)、長女(8,9ヶ月)。
妻はあまり弱音を吐かないタイプだが、気を使ってくれたのかもしれません。
結婚前、婚約指輪を渡せませんでした。
自分がいつ死ぬのかわからないため、この期にレストランを予約しそこで妻に指輪をプレゼントしました。
普段は気丈にふるまう妻でしたが、ボロボロ泣き出してしまい、妻も傷ついていたんだなと思いました。

Q  子どもへのカミングアウトはどうしましたか??
A 子どもはわかっていたんだと思います。

会話の中でがんという単語が出ていたのでわかっていたと思います。
また、1年前、母親が乳がんだったのでお父さんも同じような病気だなとわかっていたんだと思いますね。

学校・仕事のこと

Q  会社の復職についてどうしましたか??
A 2ヶ月弱で復職しました。

担当医から早く復職したほうが良いと言われ、オペから2ヶ月弱で復職しました。
その時、体調はあまりすぐれなかったので、最初の1ヶ月は休みたいなら休んでいいよと会社からも言われていました。

お金・保険のこと

Q お金についてはいかがでしたか??
A 家計のコントロールが難しかったです。

入金予定が乱れるので家計コントロールが難しかったです。
2ヶ月くらい空いて2ヶ月まとめて入ってくるなど家計のコントロールが難しい。国の仕組みとして前年所得ベースで決まってくるので無職の時は難しかったです。

Q 保険は出ましたか?何に使いましたか?
A 子どもが出来た際に、生命保険に入り直しました。

初年度で一時金をもらいました。しかし、体型が変わってしまい、服のサイズを変える、食を変えるなどお金がかかりました。

辛かったこと&その克服法

Q がんになって辛かったことをどう乗り越えましたか?
A WRAP(元気の行動回復プラン)プログラムを行いました。

WRAPというものを精神科のリハビリステーションの中で使っていましたが、それを自分に当てはめてみました。
今では、モレスキンのノートにWRAPプログラムを書いて管理しています。

後遺症のこと

Q 後遺症について何かありますか?
A 食べることが大変です。

食べたら吐いてしまうこともあります。
糖に変わるときに低血糖になってしまうのでそこに注意しなければなりません。
 

反省

Q 「あの時こうしとければよかった」ということはありますか?
A 昔、酒をすごく飲んでご飯は食べていませんでした。また、早食いでしたね。

今はお酒を飲むことをやめました。

キャンサーギフト

Q あなたのキャンサーギフトは何ですか??
A 病気にならないと出会えなかった人と出会えました。あと、物事の優先順位がシンプルに。

自分に大切な時間はなんなんだろうと考えることが出来ました。

今、闘病中のあなたへ。

「人は誰もそれぞれの光を探し求める長い旅の途中」星野道夫

病気になっても希望はあります。一緒に希望を探していきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

あくまでも「ひとりのがん経験者の例」です。
詳細・病気については病院や専門医などにご相談ください。

「がんノート」は、がん患者のためにこれからも経験者の情報を発信して参ります。
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がんノートは経験者の経験談がいま悩んでいる方の役に立つことを心から願っています 。

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