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乳がん経験者 箕輪恵さん

インタビュー日: 2015年6月6日

【がん種】乳がん
【ステージ】IIb
【時期】2008年3月から
【現在】経過観察 (放送時点)

発覚

Q どのように分かったのですか?
A 久しぶりに行った垢すりのおばちゃんがシコリを発見してくれました。

仕事のこと

Q 仕事に影響はありましたか?
A 休職して一旦退職、同じ会社にアルバイトとして復職し現在も同じ会社で働いています。

罹患は転職して2年目でした。
治療が始まる1か月前から休職し休職期間満了で退職、その後前例はありませんでしたが、アルバイトで復職させてもらいました。

治療のこと

Q どんな治療をしましたか?
A 抗がん剤でがんをたたいた後に手術をし、放射線治療とホルモン剤服用が5年間です。

抗がん剤は、3週間に1回の投与が4回と、1週間に1回の投与を12回で半年間行い手術後の放射線は毎日通院で行いました。抗がん剤も通院です。
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恋愛のこと

Q 当時の恋愛関係を伺いたいです!
A 罹患時は婚約中でした。がんになってしまったので結婚をやめようと思いましたが6月に入籍しました。

家族のこと

Q 打ち明けた時の家族の反応はどうでしたか?
A なかなか言い出せませんでしたが、がんをきっかけに家族の絆が深まったように感じました。

一人暮らしをしていたのでなかなか言い出せず、両親より先に姉に話しました。
実は家族と疎遠でしたが、がんをきっかけに何年振りかに家族旅行に行ったり、母が検査についてきてくれたりと、家族の絆が深まりました。

お金・保険のこと 

Q どのくらい治療にかかりましたか?
A 正確な金額はわかりませんが、毎月高額療養費上限くらいです。貯金が無くなっていくことへの危機感は感じていました。

結婚はしていましたが、一緒に住んでいても嫁らしいことができないので、治療中は一人暮らしでした。病気だから特別と思わずに生きていこうと思っていました。
貯金以上にかかるようなら親に援助してもらおうとも思っていました。

Q 保険には入っていましたか?
A 保険には入っていませんでした。minowamegumi7

辛かったこと&その克服法

Q 精神的に辛かったことと、乗り越えたきっかけを教えてくれますか?
A 抗がん剤中は腫瘍精神内科でケアをしてもらいました。

寝ると忘れるタイプでしたが、寝ると朝が来ないのでは?と不安に駆られる時期があり、怖くて眠れなかったり、寝る時に震えて寝られないこともありました。

そのため、抗がん剤中は腫瘍精神内科でケアをしてもらいました。
乗り越えたきっかけは、がん友達の存在が大きかったです。

Q 肉体的に辛かったことは何ですか?
A 温存手術なので、胸の形が変わることが辛かったです。

胸は片方失ったとしても、息ができなくなる等、生活に支障をきたす臓器ではないですが、女性として胸がなくなるのは辛かったです。

そのほかの変化ですが、下着の選び方が変わりました。
かわいさより、両胸の大きさを調整できるものを重視して選ぶようになりました。
また、抗がん剤中は体力の低下も感じることがありました。

Q 浮腫はありましたか?
A リンパ浮腫はありませんでしたが、リンパを取っているので、右腕で物を持たないようにはしています。リンパ浮腫対策として最初はマッサージをしていましたが、現在はしていません。

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反省

Q あのときこうしていればの方よかったということはありますか?
A 人の話をよく聞けと言われます。早とちりなので病気の時はなおさらです

実際のところは、お酒を控えなさいと言われましたが、お酒が大好きだったので治療中も飲んでいました。それくらいにしておきなよ~と友人から注意されながらも飲んでしまったこともありました。

医療従事者への感謝要望

Q 医療関係者に伝えたいことはありますか?
A 看護師を好きになる男性がいるのはわかる気がします。

看護師の方々は話を聞いてくれたり、様子を見に来てくれたり、ありがたかったです。

先生には要望がありまして、質問に対し淡々と答えるので聞きたいことが聞けませんでした。やはり先生に聞くしかないので対応にショックを受けた時もありました。
診察時間内に聞けないことはナースステーションに行き、看護師にフォローしてもらっていました。

キャンサーギフト

Q がんになって得たこと得たものはありますか?
A 仲間との出会いです。

岸田君と出会わなければ、自分が何かを発信することなどなかったと思います。
次に若年性がん患者団体STAND UP‼に出会えたことです。

現在はがん関連の友達がほとんどで、がん患者でなければ今は誰といるのだろう?とふと思うことがあります。

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おすすめ情報

Q おすすめ情報はありますか?
A ウィッグについて。

病院に置いてあったパンフレットを見て購入した医療用ウィッグは、20万台と30万台のものでした。渋谷の109で購入したものもあります。
ウィッグでもカーラーを巻くこともできました。

今、闘病中のあなたへ

『素直に生きよう!』
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頑張らなきゃ!とか、やらなきゃ!などと思わず、無理はしてはいけないです。
自分の身体に素直にいないといけないと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

あくまでも「ひとりのがん経験者の例」です。 詳細・病気については病院や専門医などにご相談ください。 「がんノート」は、がん患者のためにこれからも経験者の情報を発信して参ります。 もし共感されたり応援など、Facebookの「シェア」や「いいね!」その他SNS投稿などしていただければ嬉しいです。 がんノートは、経験者の経験談がいま悩んでいる方の役に立つことを心から願っています。

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